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モンゴル観光開発

モンゴルの観光業は1954年から行政指導の下で独自に開発された。行政主導による開発だったため、観光業への民間の参入は一切なく、観光ルートも決まったコースに限っていたとされている。

観光による収益は国家予算に割り当てられていたため、地域住民への直接かつ経済的な影響はなかったと考えられる。社会主義という政治的な特徴もあり、観光客と地域住民との接触が限られ、社会文化的な影響も少なかったと推測される。
1990年以降のモンゴルの観光業は民間主導の下、民間資本による観光開発へと転向した。観光はモンゴルの成長産業の一つとなり、 2000年5月に「モンゴル観光法」が施行され、道路交通観光省が設立された。観光客の数は劇的に増加し、現在およそ5倍の57万人となっている。観光産業による収益は2019年に6兆5千3百万ドルとなっているほか、観光収益は国内GDPのおよそ10パーセントを占め、鉱業(モンゴルGDPの25%)、牧畜業(モンゴルGDPの12%)に次ぐ経済を支える重要な分野となっています。

モンゴル DATE
■ 国名:モンゴル国(首都:ウランバートル)
■ 面積:156万4100km²(日本の4倍)
■ 人口:約345万人(日本の約50分の1)
■ 通貨:トゥグリグ Tugrug(tg)
■ 言語:モンゴル語(バヤンウルギーではカザフ語も)
■ 国教:チベット仏教(バヤンウルギーではイスラム教も)
■ 時差:日本時間-1時間(西部はウランバートル-1時間)







          
         


新ウランバートル国際空港


三菱商事と成田国際空港、日本空港ビルデング、JALUXの4社は、2020年7月1日に供用を開始する計画の、モンゴルのウランバートル国際空港ができました。

4社が出資するJapan Airport Management LCCが51%、モンゴル政府が出資するKhushigiin Khundii Airport, State Owned LLCが49%を出資し、New Ulaanbaatar International Airport LCCを設立。モンゴル国家開発庁との間で15年間の営業権契約を締結した。

現在運用しているウランバートル国際空港は、南側と東側を山に囲まれた地理的制約から、滑走路の片側からしか離着陸が出来ず、風向き等の気象条件により運用が制限されている。需要の増加に伴い、日本からの円借款によって、ウランバートル市中心部の南方約50キロの場所に、新空港を建設。2020年10月1日から開催される予定です。

日本航空(JAL/JL、9201)は、MIATモンゴル航空(MGL/OM)とコードシェア(共同運航)を今年から開始する予定です。



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